200文字でゾクっと怖い短編集

本物と書いてわたしと読む

偶然、公園で死体を見つけた。

背中には大きな✕印。

連続殺人犯と同じ手口だ。

だが私は、死体よりも犯人に腹が立った。

✕印が少し大きすぎる。

模倣犯なら、もっと忠実に再現してほしいものだ。

ーー本物は、こんな雑な仕事はしない。
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