これは恋なの?
「あんまいいことねぇよ?」

そうかな。

ヒマはうらやましいけど。

「クラス表あるぞ?」

ヤギが大きい紙を指さした。

「うちの学校って1組2組なのかな。それともA組B組かな」

「ABの方がかっけぇよな」

「確かに!」

紙を2人でのぞき込む。

「「あ」」

「ABだね!」

「おう!やったな!」

「うん!」

なぜか2人でハイタッチをする。

「えーっとヒマは…B組だ!」

「…俺Aだ…」

「まぁまぁ!授業クラスあるし、ね!」

「まーな…」

ヒマたちの学校には授業を受ける授業クラスを給食を食べたりSTをしたりする生活クラスがあって、今見たのは生活クラス。

まだチャンスはある!

と思って言ったんだけど、、、

ずいぶん悲しそう、ヤギ。

「ヤギ、元気出して?」

「おう…」

するとさっきヒマを見て何か話していた女の子たちに会った。

「「えっ?」」

「…あ?」

「ちょっと、ヤギ怖い!」

「あ、悪ぃ」

「えーっと、ごめんなさい?」

「「…っ」」

「?」

「「か、か、可愛い~っ」」

「うっせぇな」

「ちょっとヤギ!」

機嫌悪いなぁ。

なんでだろ。

「ごめんって!」

「謝るのヒマじゃないって!」

「…ごめん」

「あの!」

「如月くんだよね?」

「なんで俺の名前知ってんの?」

「君、有名人だから」

へ~ヤギ、有名人なんだ。

「は?なんで?」

「え、えぇっと」

「ヒマも気になる!」

「うるせぇな、ひまわり」

「ごめんね!」

「なぜお前が怒る?」

「わかんない」

「わかんないんかい」

「うん」
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