私の方が年上なんだけど!!
テレビの中の爽やかイケメンさん
羽衣side
「初日から遅刻しそうなんてやばいよー」
「ZEPをご覧の皆さん、おはようございます」
私ーー平澤《ひらさわ》羽衣《うい》は一人ごちりながら、忙しなく部屋中を動き回る。
「えー何持ってけばいんだっけ。あっ大事な台本を先入れとかなきゃ」
「青年時代を演じさせていただきました」
チーン!
「はいはーい」
トースターからパンが焼けた合図がして、シュタタッと駆け寄ろうとしたところ。
「ーーいっっっった!」
盛大に棚の角に右足の小指をぶつけ、その場にうずくまる。
あぁもう、時間ないのに…!
「朝から皆さんに会えて良い一日の始まりになりました。今日限りの出演ということで名残惜しいですが、またこうして皆さんにお会いできるよう精進して参ります。…瀬山舜でした。ありがとうございました!」
せやましゅん…?
「ーー瀬山舜!!!」
うずくまった姿勢のまま、顔だけ上げると怖いくらい完璧なスマイルで手を振る彼と目が合った。
瀬山舜ーー子役時代のクリーンなイメージを保ったまま大きくなったイケメン俳優(17)。
私の2つ年下。
そして
私の共演相手。
「初日から遅刻しそうなんてやばいよー」
「ZEPをご覧の皆さん、おはようございます」
私ーー平澤《ひらさわ》羽衣《うい》は一人ごちりながら、忙しなく部屋中を動き回る。
「えー何持ってけばいんだっけ。あっ大事な台本を先入れとかなきゃ」
「青年時代を演じさせていただきました」
チーン!
「はいはーい」
トースターからパンが焼けた合図がして、シュタタッと駆け寄ろうとしたところ。
「ーーいっっっった!」
盛大に棚の角に右足の小指をぶつけ、その場にうずくまる。
あぁもう、時間ないのに…!
「朝から皆さんに会えて良い一日の始まりになりました。今日限りの出演ということで名残惜しいですが、またこうして皆さんにお会いできるよう精進して参ります。…瀬山舜でした。ありがとうございました!」
せやましゅん…?
「ーー瀬山舜!!!」
うずくまった姿勢のまま、顔だけ上げると怖いくらい完璧なスマイルで手を振る彼と目が合った。
瀬山舜ーー子役時代のクリーンなイメージを保ったまま大きくなったイケメン俳優(17)。
私の2つ年下。
そして
私の共演相手。
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