私の方が年上なんだけど!!
スタッフさんもぐるっと一周挨拶を終え、適宜解散となった。
今までドラマに出られても1、2話分のゲスト出演だけで初めからスタッフさんと関わることがなかった。
数の多さに驚きつつも、だからこそ一人一人のスタッフさんと丁寧に接さなきゃなと気を引き締める。
「平澤さん」
「はい。…あ、瀬山さん」
なんて考えてたら、声をかけられた。
「改めまして、「あ、私の方から」
「え?」
「あっ私の方が年上なので、先にあいさ「僕の方が先輩です」
「へ、?」
「映画の先輩です」
「なので、僕から。改めまして瀬山舜と申します。羽衣さん、僕に安心してついてきてください」
「う、いさん…」
よろしくお願いします、と差し出された手を唖然としたまま掴む。
と
「うわぁっ」
突然手を引っ張られ、気付いたら瀬山さんの胸が近くにあった。
「こんな様子じゃ後で研修代徴収だなー」
そう呟いた後、少し腰をかがめて私の耳元でふふふっと笑いさらに口を近付けて「ちゃんと払えよ」と低音ボイスで囁いた。
吐息と鼓膜を揺さぶる声が耳と首筋をくすぐった。
そのゾクゾクする感覚は確かに私の中に消えずに残っている。
今までドラマに出られても1、2話分のゲスト出演だけで初めからスタッフさんと関わることがなかった。
数の多さに驚きつつも、だからこそ一人一人のスタッフさんと丁寧に接さなきゃなと気を引き締める。
「平澤さん」
「はい。…あ、瀬山さん」
なんて考えてたら、声をかけられた。
「改めまして、「あ、私の方から」
「え?」
「あっ私の方が年上なので、先にあいさ「僕の方が先輩です」
「へ、?」
「映画の先輩です」
「なので、僕から。改めまして瀬山舜と申します。羽衣さん、僕に安心してついてきてください」
「う、いさん…」
よろしくお願いします、と差し出された手を唖然としたまま掴む。
と
「うわぁっ」
突然手を引っ張られ、気付いたら瀬山さんの胸が近くにあった。
「こんな様子じゃ後で研修代徴収だなー」
そう呟いた後、少し腰をかがめて私の耳元でふふふっと笑いさらに口を近付けて「ちゃんと払えよ」と低音ボイスで囁いた。
吐息と鼓膜を揺さぶる声が耳と首筋をくすぐった。
そのゾクゾクする感覚は確かに私の中に消えずに残っている。