また500年後に、白いヒガンバナ咲く丘で
夏が過ぎ、だんだん涼しくなってきました。

丘の頂上から秋空と森の紅葉が一望できました。

展望席には、リディアナが想像していた赤ではなく、白いヒガンバナが一面に咲き誇っていました。

リディアナ
「あれ?花の形はヒガンバナだけど、白?」

ヴィンラック
『うん、珍しいでしょ?この辺には白いヒガンバナが咲くんだよ。』

リディアナ
「きれい…まるで白いカーペット。私、白いヒガンバナは初めて見た。」

ヴィンラック
『気に入ってもらえて嬉しいよ。僕も好きなんだ、ヒガンバナ。』

リディアナ
「どうしてヒガンバナが好きなの?」

ヴィンラック
『娘を…思い出すから。』

リディアナ
「む、娘さん?!(あぁ…やっぱりお子さんいたんだ…。)」

いつでもフラれる覚悟ができていたとはいえ、ショックを隠し切れませんでした。
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