アタタメマスカ?
タクシーから降りると雨はすっかり止んでいた。

濡れたせいかゾクゾクする。
暗闇の中、目を凝らすと、橋の端に細い人影を見つけた。
川を見つめてるように見える。

駆け寄ろうとしたけれど、風に揺れる柳の木と怪しい霧が、彼をすっぽりと隠してしまう。

「あ!」

霧が移動した時には、朝方さんは、橋によじ登っていた。

飛び降りようとしてる?!


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