久我くんの過保護が止まらない!

陽菜の笑顔は止まらない

◇ ◇ ◇

結果から言うと―――

今日はとんでもない当たり日だった。

「ふふふふふ……」

陽菜は上機嫌で住宅街を歩く。

右手にレジ袋。

左手にもレジ袋。

しかも両方ぱんぱんである。

じゃがいもは特売。

玉ねぎも安かった上に、牛肉も思ったより安く買えた。

いつも買い忘れがちなティッシュと牛乳も無事にゲット!!

ここまでも十分勝利なのだが――。

今日一番の収穫は別にあった。

ミネヤのレジで会計をしていた時のことだ。

『あら陽菜ちゃん』

『こんにちは!』

『いつもありがとうねぇ』

顔なじみのパートさんだった。

陽菜が小学生の頃から働いている人だ。

気付けばすっかり覚えてくれている。

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