【短編集】あの日、キミに恋をした。
1.原石
和実side
「俺が、学校って楽しいところだって証明して見せる。だから…戻ってきなよ。教室で待ってるから」
あの日、真っ暗闇の私の世界を照らしてくれたのは一筋の光。
目を細めてしまいたくなるほどにまぶしく、強烈なエネルギーをはらんだ光だった。
わたしは自分の部屋のドアの向こうに飛び出してみたくなった。
針の筵のようなあの場所でも
一人じゃなければ。
大丈夫。
怖くない。
そう、信じられたんだ。
土日を挟んで月曜日。
わたしが赤いランドセルを背負って自室から出てきたわたしを見て両親はすごく驚いた。
と同時に嬉しかったのか目に涙を浮かべていた。
父に校門まで送っていこうかと言われたけどわたしは歩いていくことを選んだ。
久しぶりに歩いた学校までの道のり。
黄色いタンポポが綿毛になって空へと舞う。
真っ青な空にまばゆい太陽。
なんだか、あの子みたいだな。
そんな朝の光景を思い出しながら教室へと向かっていく。
近づくに連れ、胸がドキドキしてくる。
大丈夫かな?
またからかわれたりしないかな?
不安で胸が押しつぶされそうになっているとついに見えてきた。
ドアの向こう側の景色は想像できない。
でも、だからこそ、
怖くない。
わたしは意を決してドアを開けたーーーー。
あの日、真っ暗闇の私の世界を照らしてくれたのは一筋の光。
目を細めてしまいたくなるほどにまぶしく、強烈なエネルギーをはらんだ光だった。
わたしは自分の部屋のドアの向こうに飛び出してみたくなった。
針の筵のようなあの場所でも
一人じゃなければ。
大丈夫。
怖くない。
そう、信じられたんだ。
土日を挟んで月曜日。
わたしが赤いランドセルを背負って自室から出てきたわたしを見て両親はすごく驚いた。
と同時に嬉しかったのか目に涙を浮かべていた。
父に校門まで送っていこうかと言われたけどわたしは歩いていくことを選んだ。
久しぶりに歩いた学校までの道のり。
黄色いタンポポが綿毛になって空へと舞う。
真っ青な空にまばゆい太陽。
なんだか、あの子みたいだな。
そんな朝の光景を思い出しながら教室へと向かっていく。
近づくに連れ、胸がドキドキしてくる。
大丈夫かな?
またからかわれたりしないかな?
不安で胸が押しつぶされそうになっているとついに見えてきた。
ドアの向こう側の景色は想像できない。
でも、だからこそ、
怖くない。
わたしは意を決してドアを開けたーーーー。