二百物語
記念撮影
友達5人で心霊スポットの廃墟に行ってみた。正直、幽霊なんて誰も信じていない。廃墟でゲームしたり、ジュースを飲んだり、好き放題やった。「ここなら大人にもバレないし、俺たちの秘密基地にしようぜ」「いいわね! それじゃ、記念写真でも撮ろうよ」「幽霊さんもいるなら写ってね~」「私、撮るよ。はい、チーズッ」ちょっとだけ期待したけど、写真に幽霊なんて写っていない。私たち5人が笑顔でピースしているだけだった。