二百物語
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6年4組には出席番号0番の生徒がいる。その生徒の姿は誰も見たことがない。でも、朝の出欠確認のときは全員で「0番のレイコさん」って言うように、先生からきつく言われていた。卒業式の日も、同じように出欠確認をとった。「0番のレイコさん」初めて、レイコさんが返事をした。「はい。みんな、仲良くしてくれてありがとう。これからも一緒だよ」その日から私たちは6年0組の生徒となり、ずっと小学生として過ごしている。