深夜の廃校
深夜の廃校に忍び込み、おもしろ半分で動画を撮っていたときのこと、俺はとある異変に気づいた。それは目線の変化だ。この短時間で明らかに身長が縮んでいる。それを裏づけるかのように、腕時計の針は猛烈な勢いで逆回転し続けている。要するに時間が過去へ巻き戻っているのだ。このままでは存在ごと消されてしまうかもしれない。とっさに階段を下り、昇降口に向かおうとしたまさにその瞬間、背後から何者かに首を絞めつけられた。
