カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜後編
その日の夜…

何度かカズキに電話を入れた…が


通じない…。


何度もしつこく、カズキへの番号を押すが虚しくアナウンスが流れていた。

本当にどうしちゃったんだろ?


諦めるように携帯を静かに閉じた。

明日の学校帰り、カズキの家に寄ろう。

そして、昨日の夜見た事を話すんだ。


そう、きっと何か理由があるに違いない。


またいつもの様に、笑顔でカズキは、私を向かえ入れてくれるよね?


自分に言い聞かせるように何度も何度も繰り返したんだ。




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