カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜後編
二階の部屋へ戻ろうとしたとき、
「松岡さん…さっき見えてたわよ」
なんて…告げてきた。
凄い最悪なタイミング。
私…今誰にも逢いたくないんだ。
「なんか言ってた?」
「連絡つかないから、心配して来たみたいよ」
「お母さんは…なんて言ったの?」
「そうですかって言ったけど…」
「そう…」
母が余計な事を口走ってないことに、胸を撫で下ろしていた。
たとえ・・
母が何かを言っても悪いわけじゃないのにね。
「あんまり、心配かけるんじゃないわよ?
あんないい人いないわよ」
そう、松岡ほどいい人なんていない。
この先多分、出会う事のない人。
そのぐらい、いい人は分かってるけど…
「松岡さん…さっき見えてたわよ」
なんて…告げてきた。
凄い最悪なタイミング。
私…今誰にも逢いたくないんだ。
「なんか言ってた?」
「連絡つかないから、心配して来たみたいよ」
「お母さんは…なんて言ったの?」
「そうですかって言ったけど…」
「そう…」
母が余計な事を口走ってないことに、胸を撫で下ろしていた。
たとえ・・
母が何かを言っても悪いわけじゃないのにね。
「あんまり、心配かけるんじゃないわよ?
あんないい人いないわよ」
そう、松岡ほどいい人なんていない。
この先多分、出会う事のない人。
そのぐらい、いい人は分かってるけど…