カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜後編
私はあまりにも悲しすぎるようで・・


それ以上辛くならないように、鎧を着込みはじめていた。


やっぱり逢わなくちゃだめだよね?




顔をみて話さなきゃだめだよね・・?





どんなに悲しくても、時間ばかりは過ぎていく。




そんなあたりまえの出来事さえ、今の私には不思議におもえたし、見る見るうちに色あせていくように感じた。





まるで魔法のとかれたシンデレラみたい・・








< 85 / 240 >

この作品をシェア

pagetop