振ったはずの元カレが、今でも私を離してくれません。
「……。」
気づけば考えてしまう。
もう2年近く経つのに。
忘れられる気がしない。
「おい。」
樹が机を軽く叩く。
「また考えてんのか。」
「何を。」
「光の想い人。」
「……。」
否定できない。
「いい加減もう忘れろよ。」
「忘れられたら苦労しないよ。」
その答えに
樹は苦笑する。
「だからお前は重い。」
「うるさい。」
「日曜日に新しい出会いあるかもよ。」
「別にいらない。」
「たくさん美女来るかも。」
「興味ない。」
「……はいはい。」
樹は肩をすくめた。