振ったはずの元カレが、今でも私を離してくれません。
光くんの家へ向かう道。
住宅街を歩きながら、私はさっき高見先輩に言われた言葉を何度も思い返していた。
(三日前から熱……。)
だから返信がなかったんだ。
最初は忙しいだけだと思っていた。
何かあったのかな、とは思っていたけど、
私はスマホをぎゅっと握りしめる。
(でも……。)
ふと、気になることがあった。
(高見先輩は病院に行ったことも知ってた。)
ということは。
光くんは、高見先輩には連絡を返していたんだ。