学校の人気者は私だけを離してくれない【続編】
###No.3 家族の物語


病院から帰る道。
陽菜はずっとはしゃいでいた。
「本当に赤ちゃんいるの!?」
「いるよ。」
「妹!?」
「まだ分からない。」
「弟かも!?」
「それも分からない。」
陽菜は毎日お腹に話しかけた。
「赤ちゃんー!」
「お姉ちゃんだよー!」
「早く会いたいなー!」
冬人は相変わらず過保護だった。
「紗羅、重い物持つな。」
「持ってない。」
「階段気をつけろ。」
「大丈夫。」
「走るな。」
「走ってない。」
陽菜が呆れるほどだった。
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