学校の人気者は私だけを離してくれない【続編】
そして。
さらに年月が流れる。
陽翔も結婚し、
それぞれ家庭を持った。
ある休日。
大きな家に家族全員が集まる。
孫たちの笑い声。
陽菜。
陽翔。
そのパートナーたち。
そして。
白髪が少し増えた紗羅と冬人。
夕方。
庭で二人きりになる。
子どもたちの笑い声が遠くから聞こえる。
「大きくなったね。」
紗羅が呟く。
「そうだな。」
「幸せだった?」
冬人は迷わず答えた。
「幸せだった。」
そして。
昔と同じように。
紗羅の手を握る。
「今も。」
夕日に照らされる二人。
高校生だったあの日。
勇気を出して告白した女の子と、
不器用に「いいよ」と答えた男の子。
その恋は、
夫婦になり、
家族になり、
子どもや孫へと繋がっていった。
人生の最後まで、
二人が手を離すことはなかった。

『君だけを、これからも。』
完 🌸💕📖✨
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恋愛(学園)22ページ

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「好きになったのは、学校一の人気者でした。」 どんなに可愛い子に告白されても振ることで有名な西園寺冬人。 そんな彼に勇気を出して告白した神宮寺紗羅だったが、返ってきた言葉はまさかの「いいよ」。 付き合えた喜びも束の間、冬人のファンからの嫌がらせ、幼なじみの美少女の登場、兄との誤解、嫉妬やすれ違い――。 何度も離れそうになりながらも、お互いを想い続ける二人の甘くて切ない青春ラブストーリー。

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