おはよう。弥斗くん。

第一説

第1話

.•*¨*•.*♩……。


頭元に置いていた携帯が震えながら音を鳴らしている。


「ん……うるさい…。」


まだ眠たい目を必死に開けながら携帯を見てみると、不在着信が12回。

携帯には【くるみ】と表示してある。




.•*¨*•.*♩……。

静かになったはずの携帯がまた震えながら音を鳴り始め

私は静かに携帯の画面をスライドさせ耳に当てる。


「……おはよう。」


『おはようじゃないわよ!!何回着信入れたと思ってんのっ!?』


「寝てた…ごめん…」


『てかそんなことどうでもよくて…!!』

どうでもいいんかい…。朝から元気なこの女の子は先月転校した先で出会った藤崎くるみ。
毎日一緒にいるんだけど本当に明るい。

 わたしの名前は、七森凪。


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