きみと最高のエンディングを




——


「いくらなんでもあの子は選ばないだろうって思ったけど水瀬くんは予想を超えるね。演技力はイマイチだし。まぁ、顔はかわいいんだけどね」

 あはは、と笑う監督。

「天羽さんだけ俺に対しての下心が一切見えなかったんですよね」
「あーなるほど。水瀬くんは自分がどう見られてるか観察しちゃうもんね」
「それにこのオーディションに対しての熱が誰よりもあった気がしました」
「うーん。でも熱があっても演技がねぇ」

 かわいいけど、と付け加える。

 このスケベ監督が。

「まあ見ててくださいよ。天羽さんの良いとこは俺が全部引き出してやりますから」


 やっと見つけたんだ。

 絶対に離してやんねえから。


< 2 / 2 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop