先祖がどうとか知りません!

Prologue

私、蘆屋満月(あしやみつき)にはコンプレックスがある


そうそれはこの「蘆屋」という苗字だ

一見珍しいだけの苗字に見えるが、知ってる人もいるだろう

私は平安時代に活躍したかの有名な大陰陽師蘆屋道満(あしやどうまん)の末裔なのである












そして






蘆屋道満といえば大陰陽師安倍晴明公のライバルにして

藤原道長を呪詛で呪い殺そうとしたと言われる呪詛師

だから、歴史の授業で平安時代の事を習うたびに言われてしまう

『お前も呪詛が使えるのだろう』

『呪われたくないから来るな』

多分幼いながらみな、揶揄っているつもりだったのだろう

それでもその言葉は、無慈悲にも私の心に深く刺さり

悲しみから怒りへと変わり

その怒りの矛先も揶揄ってきた子らから先祖、蘆屋道満へと変わっていった


そして現在中学生


「先祖マジでなにしてくれてるのよぉぉぉっっ!!」


という今の私ができたのであった




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