サヨナラ天使
1 大空
「ねぇっ、知ってる?天使って飛び立つとき、自分の大切なものを残していくんだって!」
弾んだ声で君は言う。
「私だったら何を残すかなっ。」
振り向いた顔は、太陽にかき消されて見えない。
「…君への想いとか?ひゃーっ、恥ずかし!!なんてことを言わせるんだっ!」
アルコールの匂いが鼻をついて
君の声のトーンが、場所に似合わなくて。
「ねぇ、君はどう思う?」
僕はきっと_____。
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