悪霊配信アプリ
好弘からメッセージが届いたのはその数分後のことだった。
藍と共に屋上へ向かっていた途中のことだ。
《好弘:助けてくれ》
それだけの短い文章に藍と顔を見合わせる。
メッセージで返そうかと思ったが、電話の方が早い。
好弘はスマホを握りしめていたのか、待つことなくすぐに電話に出た。
「好弘、どうかしたの?」
『た、助けてくれ!』
走っているのか息が切れて聞き取りにくい。
「待ってよ、今どこにいるの?」
『学校近くの、交差点』
「それなら学校まで来てよ」
『ダメだ、行けない』
「どうして?」
『学校には密室が沢山あるだろ。だから行けない』
その言葉の意味はすぐにわかった。
藍と共に屋上へ向かっていた途中のことだ。
《好弘:助けてくれ》
それだけの短い文章に藍と顔を見合わせる。
メッセージで返そうかと思ったが、電話の方が早い。
好弘はスマホを握りしめていたのか、待つことなくすぐに電話に出た。
「好弘、どうかしたの?」
『た、助けてくれ!』
走っているのか息が切れて聞き取りにくい。
「待ってよ、今どこにいるの?」
『学校近くの、交差点』
「それなら学校まで来てよ」
『ダメだ、行けない』
「どうして?」
『学校には密室が沢山あるだろ。だから行けない』
その言葉の意味はすぐにわかった。