悪霊配信アプリ
チラリと私を見たけれどなにも言わずに救急車に乗り込んで一緒に行ってしまった。
遠ざかる救急車を見ていると急に罪悪感が湧き上がってきた。
お金を手にするためにおじさんを突き飛ばしてしまったときの感触が蘇ってくる。
でも、こんな大金があることを黙っていた方だって悪いはずだ。
ちゃんと話してくれていれば、お金が必要になったときに相談できたのに。
そう思い直して家の中に入って行ったのだった。

☆☆☆

その夜、おばさんからおじさんの入院が決まったから病院に泊ると連絡がきた。
そんなに大きな怪我だったんだろうか。
まさか、脳内出血とか?
様々な考えが浮かんでは消えて行く。
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