悪霊配信アプリ
悪口へ近づくほどに胸に鉛が入れられたように重たい気分になっていくけれど、それでも足は止めなかった。
途中で足を止めてしまうともう学校へは向かえないと思ったからだ。
どうにか昇降口までたどり着いたとき、私は自分が上履きのままであることに気が付いた。
昨日学校から飛び出してきたからだ。
おばさんとおじさんもこれには気が付いていたはずだけれど、なにも言わなかった。
気が付かない内に気を使わせてしまっていたことにまた舌打ちをする。
上履きの汚れを落としてから校内へ入ると、沢山の生徒たちが廊下を行き来している。
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