余所者-よそもの-【 3 】
……夢。
また、悪夢を見てしまった。
「………」
頻度はかなり減ったけれど、やっぱりまだ見ちゃうんだ。
ガッカリしてしまう。
私はベッドから起き出し、水を飲もうとリビングに向かった。
――カチャ……と、静かに戸を開けた。
「……かぁこ?」
明かりの消えた、リビング。
掠れたユキの声がどこからともなく聞こえた。
ピ、とリモコンの音がして、明かりがパッと点く。
「どうした?」
「ごめんなさい、起こしてしまって」
「夢を見たのか?」
ユキは、ソファの上で眠っていたようだった。