真夏の一夜は恋の始まり(新装版)
 🎵ピューバン、ピューバン🎵

 ハウステンボスか、花火が鳴り始めた。

 「大一凄い。部屋から花火が見えるよ。」

 私は1人大興奮だ。相変わらず子どものようにはしゃぐ私に大一が笑っている。

 「私達が出会った夏の日も花火見たね。」

 「そっちは酔ってて記憶なかったけどね。」

 「それは言わないで。もう。」と私は顔が赤くなった。


 🎵ピューバン、ピューバン🎵

 顔がゆっくり近づいて、私達はあの夏の日のようにキスをした。

 「このキスは覚えててね…。」

 「シラフだから忘れないよ。」

 笑い合って私達はまた深い深いキスをした。


 あの夏の日を思い出していた。酔った勢いでキスをしてしまい、一夜を過ごしてしまった私達が、まさか今こうして付き合うなんて、あの時には想像もできなかった。

 私たちの出会いは運命なのか⁇それとも神様のいたずらか⁇私はそのどちらもだと思った。

 大一に出会えてよかった。5年も付き合っていた慶太に振られ、やけになっていた私は大一に助けられてまた恋をした…。運命とは不思議だと思う。

 この先も、ずっとこの先も、ずっとずっと大一と一緒にいたい。

 ベッドに倒れ込んだ私達はいっぱいキスして、いっぱい抱き合って、幸福に結ばれた…。





・:*+..:+・:*+..:+⭐︎
< 167 / 185 >

この作品をシェア

pagetop