真夏の一夜は恋の始まり(新装版)
 準備も終わり、私達は野菜を切ったり、下準備したり、調理を手伝う事になった。
 私が野菜を切っていると、「自分も手伝います。」と言って秋元さんが切るのを手伝いに来てくれた。

  「あっ。有難うございます。じゃあこれをお願いします。」

  私は野菜を切り分けるのを手伝ってもらう事になった。

 「秋元さん切るのお上手ですね。」

 何だか自然に話せるなと思った。長内さんには何を話していいかわからないのに、秋元さんと中村さんは意識しないから話しやすい。普通に話せるなと思った。

 「よく交代の持ち回りで賄いとか作るので、これくらい慣れてます。」

 ハハハと笑って得意そうに話してくれる秋元さんは長内さんの一つ下の後輩だ。

 「そうなんですか。消防士さんて何でも出来るんですね。」

 私も笑って返し、場の空気が和んだ。

 野菜を切り分けるのが終わり長内さんの方を見ると、長内さんは恵美ちゃんにロックオンされて困りながらも2人くっついていた。
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