僕ら×回目の卒業式を〜RE→volution〜
家らしき場所に戻る。
こんなに情報を知っているなら、レオンさんとここから脱出できそう。
「ねえ」
!?
振り返ると、さっき私を追っていた男性が立っている。
「コインちょーだい」
…サッとコインを差し出す。
「あれ〜?さっき君逃げてたから、てっきりコインないのかと…ま、いいよ」
冷めた目で立ち去っていく男性を見てホッとする。
「マイア〜?」
「あっ、ミラクちゃん」
「大丈夫か?」
「私は無傷だから大丈夫だよ」
「そう…」
レオンさんのこと伝えたほうがいいかな?
「あの…」
「あいつに気をつけろ」
「え…」
あいつって、レオンさんのこと?
「あ、あのね、その人は悪い人じゃ…」
「こっちきて。みんなマイアを待ってる」
話も聞かずにミラクちゃんは行ってしまった。

「………だ。マイアの…と。」
ミラクちゃんが何かをヒソヒソ呟く様子だけが見えた。
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