失恋した男友達と、ルームシェア始めました
悠真は、靴を脱ぎながら苦笑した。

シャツの襟が、少しだけ乱れている。

いつもより整った髪。

薄い香水の匂い。

胸の奥が、じくじくと痛んだ。


「ごめん、連絡しようと思ったんだけど、タイミング逃してさ」

「ふうん。タイミング、ね」


どうしても、棘のある言い方になってしまう。


「ちゃんと話せた?」

「……ああ」


靴をそろえて、悠真はゆっくり顔を上げた。




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