ただいまヒロイン代理中!
 あーあ。せっかく結城くんと二人きりになれるはずだったのにぃい……。

 まるで、天国から地獄へ突き落された気分だよ。

 でも、頼んできたのは先生だから、しょうがないよね。

 私は私で、結城くんの負担を少しでも減らすために、掃除を頑張ろう!

 そう自分に言い聞かせたあと、すぐに部屋の奥にある背の高い棚の前にパイプ椅子を置いた。

 それから、掃除用具が入ったロッカーからはたきを持って来て、さっきの椅子の上に立つ。


「うわっ!」


 きったな……。埃まみれじゃん!

 見ているだけで、目がチカチカしてくるよ……。

 って、ちょっと待って。

 さっきから、埃の中で何かチカチカ光ってる?

「何だろ……?」

 光り輝く物の正体を突き止めようと、はたきでパパッと埃を払う。


「こっ、これって……⁉」


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