ちょこばにら


「ちょこさん」

「何でしょう」

「私はあの女が嫌いでした」

「はい」

「すぐに触ってきますし」

「はい」

「すぐに抱き上げますし」

「はい」

「理由が解りました」

「なんと、教えてくださいな」

「主人が好きだからです」


< 32 / 36 >

この作品をシェア

pagetop