拝啓、愛を込めて
「うるさい」
伊織は私の一個下。こうやって年下扱いされるのを嫌がる。
「大好きだよいーおくん」
「、まじどういう意味で言ってんの、、」
「そのまんまだーよ」
よく適当に言葉を伸ばす伊織の真似をする。
「じゃあ着きましたお姫様、あとは自分で」
「え?ちょ、」
1人洗面台に棒立ちする私。
「早く準備しなきゃ」
私は朝の支度がちょーーー遅い。その理由は前髪。
私は前髪に命を捧げている。