拝啓、愛を込めて

「うるさい」


伊織は私の一個下。こうやって年下扱いされるのを嫌がる。




「大好きだよいーおくん」





「、まじどういう意味で言ってんの、、」





「そのまんまだーよ」


よく適当に言葉を伸ばす伊織の真似をする。



「じゃあ着きましたお姫様、あとは自分で」




「え?ちょ、」


1人洗面台に棒立ちする私。


「早く準備しなきゃ」
   



私は朝の支度がちょーーー遅い。その理由は前髪。

私は前髪に命を捧げている。







< 3 / 9 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop