花束を君に 3巻
「サク、誕生日おめでとう!」
「エイトぉぉぉ」

「花束今回は青なんだ」
「似合うなって」

「ありがとう」

「誕生日に結婚したかった?」
「いや、そこまでこだわりないかなー」


「なぬっ!?」
「えー、2回祝ってもらいたいじゃん!」


「あー、そっちか」
「そこなのよ」


「春生まれっていいなぁー」
「なんで?」

「年明け後すぐ祝ってもらえるから」
「それはあるかも」


「誕プレはと…。なんでリストに入ってないものも知ってるの??」

「SNSでは言ってなかったけ?」
「あー、言ったかも」
「花柄のシール」
「はい、それと花瓶っ」

「思ったよりは軽い」
「軽いのにしといた」
「花瓶いいの探してた、いつもお花くれるから」
「あげたいからさ」


「今度チューリップ畑行こっか」
「いいの??
「行きたいでしょ?」

「って今日かい…」
「そそ、花綺麗だね」
「綺麗…」
「一本持ち帰りOKだって」
「絶対生きのいいチューリップ持って帰る」

「って蕾選ぶの??俺はさいてるやつ」

「きっと咲くよ!」
「咲くといいね」


車で帰っていると
「開きかけてる」
「わかんない」
「えー。」


「また行こうね、花畑」
「行きたいね」

「もうすぐつくよ」
「レンタカーでしょ」
「そう、いつかは車買いたいな」
「そうだねー。先降りるね」

「ほーい」



この春に蕾はやっぱり咲きました
見事な綺麗な形で…

「咲いたよ」
「やったーー」



2輪並んだ咲いている赤いチューリップ
「花束を君に」
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