花の韋駄

花の韋駄

 昔、例えばアマデウスみたいなヒトだけを見繕いみな殺す国家がありました。

 誰もアマデウスには及ばない筈。
 例えです。神の美貌、美しさが有り余るかの様なー、そんな形象の例えです。
 誰もそんな事言うヒトいるのかい。
 第一此の星かよ!地球の何処でそんな酷い事があるけえ!
  
 おかしいくらい苦しんで泣き喚いても叶わないんだよ。ヒトには意地があるだろ。殺したいだろ。全部駄目だよな。何もかも、誰も苦しまないでと言いたい。足元の太陽が酷く美しく見えた。泣くと、笑ってと凪いだ。

 泣いている花束の様に、抱き締めて壊れない様に、雨から咲く太陽を見る為に、此から、全てを、救えるとしたら。
 
 花の韋駄

 地球では無い前段階の星が幾つかあったとされ、その世界での苦しみがありました。
 そして苦しみは世界を超え涙となり花が咲き、あらゆる仏徒が生じました。花は釈迦牟尼の小仏だとされます。
 
 その最中、3億人程の神を宇宙にミサイルで飛ばしみな破裂死しました。
 最期に、愛し合わないか?
 空笑いと、汚い此の世界からさよなら。神体から抜け出て抱擁をみな交わし、痛みの一塵も喰らう事無く散った3億人。笑った顔の儘、涙一つも無く、美しい神が形すら無く散った。

 神と共に、または要らなかった筈の女男と、しまいには本当の事を言いたい。普通の女男で、死ぬ迄いたかった。弾け死ぬ迄続く悪寒、弾け散った後の美貌ー、思うんだ。未だに私達は、法要をしています。本当の事を、知りたい確固たる神と共に。今も。あちこちに何かがいそうですか。綺麗だと思いましたか。其処此処で、今も神美貌達は、生きて幸を振り撒きます。と、最期の風が話した。

 全てに意味等無く諸行無常、釈迦牟尼はその時それを見ていたとされる。

 釈迦牟尼はならなかった。釈迦牟尼は本当に美しいヒトにしか見えない。死んだヒト達はみな、見えていたそうだ。怖ろしい馬鹿に殺された様だ。
 罪業の種は、そんな例え話から始まったとされます。毎時、死ぬヒトを包む涙の様な苦しみ、ヒトは生まれる事無く創られて必ず死んでしまうと言う事です。罪業は果てず、どうか誰も死なないでと溢す優しかったエデンの美しいヒトがいた。振り向くと金の髪、優しい蒼天が一人、梵天の見付けた昔の話でした。星は何処ですか?

 そう言えば、一人の神の中に全ての衆生をぶち込んで自由と遠い生活を死後強要するのかと言う話。すぐ死んですぐ生じるのかと言う話。動くのも不自由で、おかしい世界だと言われていたと言う事。死後ー?今があればそれだけでいい鐘だと言う事。
 優しい金色の柔らかい髪の為だけにいた。
 全てのモノを、盧に入れてやればいい。もう、戻る事は出来ないし、俺は神では無かった。俺がいなかったら良かったか?知らないね!いつかあの金の髪に、触れてやるんだからな!
 極楽浄土、俺は黒髪派だったわー。
 俺を創ったヒトは、どんな顔をしてるんだかー。
 
花の世界の始まりから来たその男は、偉大で、悩みを抱えた大きな男、今、空の梵天に手を翳していたー。
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