失恋した私を拾ったのは、大型犬男子な幼馴染でした!
レンジで卵焼きを温め始めた。

鍋の小さな音と電子レンジの機械音だけが、静かな部屋に重なる。

何も言葉は交わされないまま、朝の空気だけが少しずつ動いていく。

あっという間に、質素だけど理想的な朝ごはんがテーブルの上に並ぶ。

何も言わないまま食事が整っていくのが、少し怖くて、少し安心だった。

向かい合って座り、箸を手に取る。

手作りの朝ごはんなんて、いつぶりだろう。
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