大型犬男子は、今日も私を甘やかす【完】
何もしていないのに、胸の奥がざわつく。

ようやく視線をそらした瞬間、空気が戻った気がした。

今の時間は何だったんだろう。

空気が静まりかえる。

その静けさに耐えられなくて、テレビをつけた。

動画は再生されない。

理由も分からないまま、画面を見つめて固まっていると、背後から声がした。

「直すよ」

「あ、りがとう」
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