失恋した私を拾ったのは、大型犬男子な幼馴染でした!
「今日はここでいいか」

軽い逃避行で来た場所は、実家だった。

無言でリビングに向かうと、母が掃除をしている。

普段はあまり掃除なんてしないのに、部屋は驚くほど綺麗だった。

「あなた、一人暮らししてたわよね?」

「そう……」

「じゃあ、陸斗くん居候させて」

「うん……?陸斗!?」

一瞬、理解が追いつかなかった。

陸斗は、三歳年下の幼馴染。

その名前が出てくるだけで、記憶が一気に引っ張られる。
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