大型犬男子は、今日も私を甘やかす【完】
卵、じゃがいもと、大安売りは続く。

そのたびに陸斗は戦利品を増やし、私の心は少しずつズタボロになっていった。

理由は単純だ。

陸斗が勝者で、私が敗者だから。

「なんか、いじけてる?」

「別に!!」

即答だった。

小さい頃の私は、何をするにも陸斗に負けたことなんてなかった。

それなのに――

今では体の大きさも逆転している。

こうなるのが当たり前だと分かっていても、なんだか悔しい。
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