失恋した私を拾ったのは、大型犬男子な幼馴染でした
「今日は、唐揚げ作るね」

そう言うと、陸斗は迷うことなく答えた。

「なら、後片付けは俺がする」

思わず瞬きをする。

片付けは苦手だと言っていたのに。

「いいの?」

「料理してくれるんだろ」

それだけ言って、陸斗は牛乳寒天を口に運ぶ。

当たり前のことみたいな言い方だった。

でも――

苦手なことを引き受けてまで、私に任せきりにしないところが陸斗らしい。
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