大型犬男子は、今日も私を甘やかす
あとは、お湯を張るだけ。

少しずつ、家の中が整っていく。

それだけで、不思議と気持ちも落ち着いていった。

陸斗が帰ってきたのは、思っていたより早く、十八時を少し過ぎた頃だった。

ガチャリ、と玄関のドアが開く音がする。

「ただいま」

聞き慣れ始めたその声に、自然と顔がほころんだ。

「おかえり!」

さっきまで静かだった部屋が、一気に賑やかになった気がした。

ふと、今朝のことを思い出す。
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