PRIMUS ―推しの家に家事代行として通ったら、毎日が幸せすぎます!―
なんだか体勢を崩しそうになっていて、配信にまだ慣れていない感じが可愛い。
ひなたくんって、見た目は完璧なのに、どこか不器用なんだよな。

画面に流れるコメントへ目を向けたひなたくんは、少しだけ考え込む。
「今日の一曲目は、片思いソングを歌います」
そう言うと、ひなたくんは静かにギターを構えた。選んだのは、切ないバラードの片思いソングだった。

イントロが流れ始めると、ひなたくんはじっと画面を見つめた。
そして――
「……君に届いてほしい」
切なげな表情で、そう呟く。
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