PRIMUS ―推しの家に家事代行として通ったら、毎日が幸せすぎます!―
食事を終えると、みんなが食器を運んでくれた。私は、それを洗うだけ。
「照り焼き美味しかったぁ!!」
雪くんの嬉しそうな顔を見ると、それだけで満足できる。
「こはるちゃん、料理上手だね!」
ひなたくんに笑顔で褒められると、心が躍り出しそうだった。
「たんぱく質の量、完璧」
湊くんの褒めポイントは、よく分からない。
それでも、あの湊くんが私に話しかけてくれるだけで嬉しかった。
何か言いたげにこちらへ近付いてきた雪くんが、申し訳なさそうに口を開く。
「デザートある?」
厳しくはしたくないけれど――
「さっき、シャーベット食べましたよね?」
< 269 / 384 >

この作品をシェア

pagetop