PRIMUS ―推しの家に家事代行として通ったら、毎日が幸せすぎます!―
焼き鮭に、だし巻き卵、ほうれん草のおひたし、漬物。
炊きたての白ご飯と、湯気の立つお味噌汁がテーブルに並べられていく。
まるで旅館で出てくる朝ご飯みたいだ。
どの料理も丁寧に作られていて、思わず見入ってしまう。
「はい、どうぞ」
湊くんが料理を並べ終えると、みんな席に着いた。
「鮭だぁ! いただきます!!」
雪くんは目を輝かせながら、嬉しそうに手を合わせる。
「湊のだし巻き、久しぶり」
ひなたくんも穏やかに笑った。
「い、いただきます!」
私も慌てて手を合わせる。
PRIMUSのみんなと囲む朝ご飯。
こんな幸せな朝があるなんて、少し前の私には想像もできなかった。
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