大好きな推しの家で、秘密の素顔を知りました!
もちろん、ただの部屋の紹介だ。
分かっている。
でも私にとっては、推しのプライベート空間に足を踏み入れるという、とんでもない出来事だった。
扉が開いた瞬間、思わず息を止めた。
ひなたくんの部屋は、雪くんの部屋とは全く違っていた。
可愛い物や飾りはほとんどない。
白と木目を基調とした、落ち着いた空間。
でも――。
部屋の隅に置かれたダンスシューズ。 壁際の鏡。 机の上に並べられた歌詞のノート。
その一つ一つが、ひなたくんが努力している証だった。
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