大好きな推しの家で、秘密の素顔を知りました!
その凄さに、私は思わず口を開けたまま画面を見つめていた。
すると、ひとつのコメントが目に入った。
『雪くんは可愛くていいよね。私、今日告白したら顔のことボロクソに言われた!』
雪くんの表情が、少しだけ変わった。
「うーん……」
少し考えるようにして、口を開く。
「確かに、見た目で得することはあると思う」
雪くんは少しだけ考えるように、言葉を選ぶ。
「でもね、見た目だけで人の価値が決まるわけじゃないよ」
優しい声。
「ちゃんと中身を見てくれる人もいると思う」
「きっと、あなたの良いところを見つけてくれる人はいるから」
< 56 / 100 >

この作品をシェア

pagetop