大好きな推しの家で、秘密の素顔を知りました!

7.家事代行と3人の素顔(1)

昨日は、お風呂に入った後。
PRIMUSの曲を聴きながら、ベッドの上でゆっくりしていた。
そのまま安心してしまったのか、いつの間にか眠っていたらしい。
「……危なかった」
もしものために設定していたアラームのおかげで、寝坊せずに済んだ。
遅刻しないことにホッとしながら、朝の身支度を整える。
簡単に朝食を済ませ、歯を磨く。
そして――。
私は家事代行として、PRIMUSハウスへ向かった。
着いた時間は、三十分前。
早すぎるかなと思いながらも、遅刻するよりはいい。
玄関の前で深呼吸をする。
今日はファンじゃない。
私は、家事代行として来ているんだ。
そう自分に言い聞かせ、少し迷った後にインターフォンを押した。
しばらくすると、扉が開く。
「どうぞ」
出てきたのは、湊くんだった。
「おはようございます」
「おはよう」
短いやり取り。
湊くんは相変わらず無表情だ。
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