大好きな推しの家で、秘密の素顔を知りました

仕事先は推しの家

「これが、住所」 母から、一枚のメモを手渡された。 そこには、今回の仕事先の住所が書かれている。 そういえば―― 私、母に勧められた仕事を引き受けたんだっけ。
不器用な私だけど、今回だけは逃げずに、全力で頑張りたい。
「ありがとう」 「芸能関係だから、口外禁止ね」 「分かってるよ」
そんなことをしたら、私を信じて仕事を任せてくれた母を裏切ることになる。 だから、この約束だけは絶対に守る。 私は住所が書かれた紙を、大切にバッグへしまった。
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