紫陽花のように、綺麗に咲く君へ。~今日、キミに恋しました~(恋リアの裏側暴露※完全妄想です!!)

㉖:あざとさの裏の孤独

あざといキャラで炎上中の乃愛。

宙は彼女のあざとさに呆れつつも、どこか目が離せずにいた。

夕方、機材搬入用の裏通路で、宙は一人で膝を抱えて泣いている乃愛を見かける。

そこにはカメラもスタッフもおらず、あざとい演技も一切なかった。

ネットの誹謗中傷に本当は傷つき、恐怖に震える18歳の少女の姿。

宙は思わず駆け寄り、何も言わずに彼女を強く抱きしめた。

「お前がどんだけ嘘ついても、俺だけは見てるから」

——偽りの関係から、小さな本心が芽生えた瞬間だった。
< 26 / 50 >

この作品をシェア

pagetop