恋愛偏差値0.01。
突然顔が近づいてきて、思わずどきりとする。
「……はい。とても」
「よかったぁ〜!」
凪くんは満足そうに笑った。
その様子を見ていた女の子たちは、顔を見合わせてから、おそるおそる口を開く。
「凪くんって、彼女いるの?」
「いない〜」
「えっ、そうなの?」
女の子たちの表情が、ぱっと明るくなる。
「いないよぉ〜」
「なら、LINE交換しない?」
「……ごめん。僕、メッセージ苦手なんだよぉ〜」
きっぱりと断る凪くん。
メッセージ……苦手なんだ。
確かに、凪くんすぐ通話にしていたし。
そういうことだったんだ。
「じゃあ、気が向いたら交換してね!」
「はぁ〜い!」
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